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最前で観た!SiM BTN TOUR 2020@Zepp Tokyo1部のライブレポ セトリ付き

12/4(金)BETTER THAN NOTHiNG TOUR 2020のZepp Tokyo公演に行ってきました。

ゴリゴリ規制のあるライブで東名阪で開催される有観客のライブ。

今回は、BETTER THAN NOTHiNG TOUR 2020のライブレポを書いていきます。

目次

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SiMのライブを最前列で見れるだと、、、

2020/10/25(日)SiM公式からライブの情報が解禁されました↓↓

コロナ禍で収容人数の制限があってバンドのライブが1部と2部に分けての公演というのが多くなってますね。

(ちなみにMAHさんは10-FEETのライブを参考に1部と2部に分けたとTwitterで言っていました)

さっそくSiM App有料会員(ファンクラブ的なやつ)に入っているので最速先行に申し込みが出来るので、絶対に当選したかったので1部に申し込むことにしました。

3日後くらいに当選メールが来て「当たって良かったぁ」と安堵しつつ、公演前に自分の座席をみるとなんと最前列だったんです!

現地の最前はこんな感じでした↓↓

今までSiMのライブを最前で観たことなかったので、めちゃくちゃ驚きました。

コロナ禍で嫌なことばっかりでしたが、最後の最後に運が巡ってきた様な気がしますね。

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規制ゴリゴリのライブレポ!!

開演時間17時の1時間前に会場に到着、入場時にCOCOAの登録確認と消毒/検温を済ませて会場内でTシャツを受け取り席に着きました。

いざ最前席に座ってみると、やっぱり本当にステージと近いんです!

Zepp Tokyoは柵が普段あるのですが、それが取っ払われているのでいつものライブよりも近くで見れたんです。

いつもあるはずの柵がない!↓↓

これだけ近いと何故か緊張してきてしまい、別に何かあるわけではないんですが「メンバーの人と目が合ったらどうしよう」なんて思ってました。

そして定刻を5分くらい過ぎたころに会場が暗転し、SEが流れメンバーが登場!

SEが爆音で流れているのですが、いつもは聞こえない登場時のゴリさんの声が聞こえてこの時点で「この席ステージと近っっ!!」と感じました。

最後にMAHさんが登場して、東京公演の記念すべき1曲目は"Get Up, Get Up"

最前で観ると距離のことばかり言っていましたが、演奏が始めると音の圧倒的な圧に興奮せずにいられなかったです。

今まではモッシュ、ダイブでめちゃくちゃになっているフロアで聞いていたのが、大人しく聞いてみるとこれだけバンドの迫力があるんだと1曲目から思い知らされました。

余韻が覚めないまま次曲が"Amy"。

序盤から一気に畳み掛けてくる選曲で心の中で「ウオォー!!」と叫んで興奮を押し殺してました。

この曲の冒頭の時にMAHさんがちょうど自分の目の前にきてなんと目が合ったんです!

(もう確実に自分を見てて「うわぁヤベェー」なんか思っていたんですが、この後のMCで実はMAHさんが会場がぼやけて見えていて「目が合った!」と言われても、ちゃんと見えてないと言っていました)

会場の熱をそのままに次に演奏されたのが"Faster Than The Clock"。

この曲はフェスのデカい会場でサークルモッシュするイメージが先行しているので声を出したい!体を動かしたい!気持ちを押し殺して聞いていました。

MCでMAHさんが言っていたのですが、SiMがZepp Tokyoで公演するのは2020/2/18のSUPER BEAVERとの対バン以来だったそうで約8カ月ぶりくらいのライブと言っていました。

自分がSiMのライブを現地で見るのはTH EYEWALL NiGHT以来でした。ちなみにライブレポ書いているのでそちらをどうぞ↓↓

さらにMCで「ダイブ、モッシュ禁止にクソくらえと普段言っているのにバリバリ規制あるライブをするのはおかしいけど、」と前置きを言いつつ、「給付金とかワクチンで癒せない音楽でしか癒せない傷があるから」と言いやらないよりやった方が100倍マシということでライブ開催に至ったそうです。

自分はコロナ禍で給与が減ったりせずに生活に支障がないのですが、それでも今のこの鬱屈した情勢にはウンザリしていて。

ライブに行くことが趣味というよりも生活の一部になっていたので、当たり前のことが当たり前の事じゃなくなったことがなによりのストレスになっています。

だからこうして今まで通りではないけれどライブを開催してくれることは本当にありがたい事なんです。

気付いたらどこからか黒いバットを持ってきたMAHさん。もうこれで演奏する曲は"BASEBALL BAT"と分かりました。

この曲はサビで大合唱するのがポイントになっているのですが、出来るのは腕を振り上げるだけ。本当に思いっ切り会場が一体となって歌える日が待ち遠しいです。

次曲が"SAND CASTLE"で、まさかゲストの登場あるのか?と半信半疑でいると曲中であっこゴリラさんが登場!軽快なRAPがバッチリ決まって、バイブス高いステージングでしたね。

曲終わりの締めの時に、あっこゴリラさんがお立ち台からジャンプしたんですが思いのほか低空飛行だったのでこけそうになっているのが可愛かったです。

さらに、あっこゴリラさんがMCで飛沫対策しながら声を出す方法があると言い出しました。

「声を出さずにハミングで"んーんー"って言えばいい」と言いましたが、MAHさんは「まぁ今日はやらないけど」と軽く受け流してるのが面白かったです。

4人でのMCの時に、胸をトントンして客席に拳を付きだすことが出来る人が凄いという話になりました。

そこでMAHさんが「ジェシー(The BONEZ)は出来る」と言いました。

というのも、普段からジェシーさんはステージのままの人らしく少し前にMAHさんにジェシーさんからSiMのTシャツを撮影用に貸して欲しいと言われたそうです。

その中でラインのやり取りをしていて、ジェシーさんはラインなのに「What's Up Men!」と英語を交えてくるそうです。

Tシャツのお礼の返事をもらった時に「repしといたから!」と書いていて、何のことかわからなかったという話をしていました。

この日はMCの時間が長く取られていて、次はメンバーのクリスマスに欲しいものは何?という話題になりました。

いつもなら「特にないでーす」で各メンバーが言って終わりなんですが、今回は真面目に答えていました(笑)

それぞれの欲しい物は、SHOW-HATEさんは"髪の毛"、SINさんは"PS5"、GODRiさんは"みんなの笑顔"、MAHさんは"猫舌タンブラー"。

というゆるーい感じの会話が続いたんですが、次曲を演奏する雰囲気じゃないということで真面目なMCになりました。

MAHさんが「苦しかったり辛かった一年だと思います。でもそれは辛いとかの先の道のためにあるから何とか耐えて少しづつ変わりながら前に進んでください。一緒に頑張ろうとは言えないけど、お互いに頑張っていこう。今日はみんなの顔が見れて良かったです。」と言い、演奏されたのが"The Sound Of Breath"。

曲前のMCと歌詞の「今を耐えて 変えて 前へ」がリンクして、より壮大に胸に響きました。ゲームの"龍が如く"のために書き下ろされた曲ですが、コロナ禍で聞くとまた一味違う曲に聞こえました。

次曲が同じタイアップソングの"A"で、新木場でのリリース記念ライブに行ったことを思い出しながら聞いていました。いやぁ懐かしい。

MAHさんが「通勤とか残業で働くのが辛いっていうのが羨ましい。」や「取材とかポッとした仕事が月一でほぼニート状態」とコロナ禍でバンド活動が思う様に動けなかったことを明かし、「SiMのスタッフに金を払えないのが心苦しかった、家族もいるだろうに」とMCで言っていました。

自分はSiMが今回のライブを開催した一番の理由はここにあると思いました。

バンドはコロナ禍を切り抜けても、バンドを裏で支えているスタッフの方々が金銭的困難に陥ってしまえば最終的にライブが出来なくなる。

スタッフの方々がバンドにとって家族同然の存在だから見過ごすことは出来なかったのだと思います。

MCの最後にMAHさんが会場に向かって「誰か代表してライブの感想を言って欲しい」と言い出しました。

「えっ?声出していいのか?」と疑問に思いつつ、MAHさんが目が合ったからと1人の男性を指名しました。

「最高とか何か一言で良い、声出す時だけマスク外して」と言いました。

どうなるの?と思いつつ、カウントダウンをはじめて「3、2、1、、、」と言い、指名された男性がちょうど感想を言おうとした瞬間にバンドの音出しと共に「興味ないでーーす!!」とのMAHさんが叫びました。

「俺たちがやりたいからやってるだけ!」と言い放ち演奏されたのが"Blah Blah Blah"。

盛り上げ方が本当にうまいなぁと感心しましたし、自分含めて会場全体が完全にMAHさんに騙されましたね。

そして最後は「これでライブ見納めの人もいるかと思うので、来年も宜しくお願、死ねー!!」からの"KiLLiNG ME"でライブ終了。

アンコールは無しでしたが、久しぶりのライブハウスでのSiMのライブを最前で観れて最高でした!

東京公演2日間のセトリ

第一部のセトリ
  1. Get Up, Get Up
  2. Amy
  3. Faster Than The Clock
  4. BASEBALL BAT
  5. SAND CASTLE(feat. あっこゴリラ)
  6. The Sound Of Breath
  7. A
  8. Blah Blah Blah
  9. KiLLiNG ME
第二部のセトリ
  1. KiLLiNG ME
  2. Blah Blah Blah
  3. TxHxC
  4. GUNSHOTS
  5. Boring People,Fucking Grays
  6. BASEBALL BAT
  7. Devil in Your Heart
  8. JACK. B
  9. f.a.i.t.h

余談:2021年のSiMのツアーが始まる!

4/6(火)全国ツアー「THANK GOD, THERE ARE HUNDREDS OF WAYS TO KiLL ENEMiES TOUR 2021 – REBOOT –」の開催が発表されました。

中止となった前年のツアーのリバイバルで、全24公演ワンマンライブとのことです。

本来であれば出来る限り色んな公演に足を運びたいのですが、コロナ禍ということもあり大人しく名古屋公演のみ応募することにします。

最後までご精読して頂き、ありがとうございました。

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