11/30(土)LOW IQ 01 20th AnniversaryThe Extravaganzaに行ってきました。
会場は、新木場STUDIO COAST。LOW IQ 01のソロ活動20周年記念として開催されたライブで、出演バンドがLOW IQ 01 & MASTER LOW、LOW IQ 01 & MIGHTY BEAT MAKERS、BRAHMAN、MONOEYES、SCAFULL KINGと豪華なメンツでした。
今回は、 LOW IQ 01 20th AnniversaryThe Extravaganzaのライブレポを書いていきます。
目次
LOW IQ 01 ソロ20周年企画のライブレポ!
LOW IQ 01 & MIGHTY BEAT MAKERS のライブレポ
OP(オープニングアクト)として登場した LOW IQ 01 & MIGHTY BEAT MAKERSからこの日のライブはスタート。
ライブ1曲目は"Every Little Thing"だったのですが、ここでいきなり忍さんのギターの音が上手く出ないトラブルが。
すぐに解消して問題なく演奏出来たのですが、後のMCで忍さんが「音出なかった奴は死刑だ!」と言って、それにイチさんが「がきデカの死刑だ!」とポーズを決めて被せていました。
このネタはだいぶ古いですよね、自分はガキ使で"がきデカ"のことを知ってはいたのですが、これは分からなかったです、、
"Snowman"ではMOBSTYLESのジャケットを着たTOSHI-LOWさんが登場し、"MI-O-TO-SHI"では細美さんが登場と序盤から豪華なコラボが連発。
出番が最後のMASTER LOWの時にそういう事があるのかなと思っていましたが、MIGHTY BEAT MAKERSから早々の演出で会場はすぐにお祭りモードになっていました。
MCでイチさんは「ここまでやって来れたのは俺の実力だから」と言いつつも「今だけツンデレさせて、最後は泣いちゃうから」と本音を明かしていました。
自身の20周年企画で色んなゲストにお祝いして貰ったらシンプルに嬉しいですもんね、最後に泣いたとしてもしょうがないです。
ライブ後半は、"Thorn in My side"、"Go"、"Billy The Boo"と続きMIGHTY BEAT MAKERS編成ならではのパンク寄りの楽曲群で会場を楽しませた後、最後はSUPER STUPIDの"What's Borderlee"でライブ終了。
オープニングから会場が何だかお祝いムードに包まれていて、本当にいい雰囲気のライブでした。
この日のセトリです↓↓
- Every Little Thing
- Snowman
- Swear
- Luster
- Miracle
- MI-O-TO-SHI
- Thorn in My side
- Go
- Billy The Boo
- What's Borderlee
BRAHMANのライブレポ
SEのブルガリア民謡"Molih ta majcho i molih"が流れ会場が独特な雰囲気に包まれる中、KOHKIさんが奏でる静かなギターが鳴り響いて"SWAY"でライブがスタートしました。
"Goin' Down"、"BASIS"、"Speculation"とライブ序盤からアッパーな曲が続き音に合わせて揺れ動くTOSHI-LOWさんが会場の誰よりも楽しんでいるように見えました。
さらにそこから"BEYOND THE MOUNTAIN"、"不俱戴天"、"ANSWER FOR..."、"警醒"と続き休む暇を全く与えずに会場を'ぶち上げる'というよりも'ぶっ壊す'くらいの勢いで盛り上げて、もう冬なのに会場はサウナ状態に。
ここで話が逸れて個人的な話になるのですが、ちょっと珍しい出来事があったんです。
"ANSWER FOR... "の終わりくらいだったと思います。後ろの男の人に肩を叩かれ「何だろう?」と思い振り返ると、ある言葉を言われてそれが、、、
「水貰っていい?」
「えっ?!」と思いつつ何も言えずにいたら、腰にぶら下げていたペットボトルを取られて飲まれてしまったんです。
そして「ありがとう」と言われ、頭をクシャクシャされました。もし自分が女の子だったらワンチャン「キュン♥」とするかもしれませんが男なんでねぇ、、
というかこんなこと初めてだったので何も出来ませんでした。よっぽど喉が渇いてて死を意識したんですかね、本当に驚きました。
MCでTOSHI-LOWさんはイチさんを故人にして「もしも彼が生きていたら、、」という例え話で、昔の出来事を振り返っていました。
かなりの長尺のMCで所々しか覚えていなかったのですが、まとめている方がいらっしゃったのでこちらをどうぞ↓↓
BRAHMAN
— ROYta (@ro_yta) November 30, 2019
MONOEYES
11/30 新木場 mc
LOW IQ 01 20周年
SCAFULL KING
セトリ
細美さん
TOSHI-LOW pic.twitter.com/lh7HhwVlbO
ちなみにTOSHI-LOWさんのMCが、RONZIにめっちゃウケててめっちゃ笑っていました。
そしてMCの後に演奏されたのがイチさんが参加してのSUPER STUPIDの"What's Borderlee "と"SUPER STUPIDⅡ"。
「新しく生まれ変わるには新しい仲間が必要」と言って細美さんを招き入れ"今夜"を披露とBRAHMANのライブでもこの日ならではのコラボ連発とただただ凄かったです。
そして最後はbrave comboのカヴァー曲"Flying Saucer"で、自分はライブで聞くのが初めてでした。
あと、ライブ終了後に誰かが大声で「最後"Flying Saucer"で終わるのヤバくねぇーー!」と叫んでいて、それが印象的でした。よっぽど嬉しかったんだと思います。
この日のセトリです↓↓
- SWAY
- GOIN' DOWN
- BASIS
- Speculation
- BEYOND THE MOUNTAIN
- 不俱戴天
- ANSWER FOR...
- 警醒
- 鼎の問
- What's Borderless
- SUPER STUPID Ⅱ
- 今夜
- Flying Saucer
SCAFULL KINGのライブレポ
ライブ前に"OneStepBeyond(MADNESS)"と"NeedlessMatters"がリハーサルで演奏されました。
この前のHEY-SMITHとの対バンではライブでリハはほとんどしないと言っていたのですが、この日はイチさんの20周年記念企画とあって気合が入っていたのかもしれませんね。
ライブは"SaveYouLove"のゆったりとしたイントロでメンバーが登場し全員揃ったところで、一気にテンポが加速し会場はSCAFULL KINGのスカの世界へ引き込まれていきました。
SYUTA-LOWさんがTOSHI-LOWさんのMCに触れながら、「全部あっているわけじゃないけど、朝までっていうのはキーワードだね」と言っていました。
飲みの席で朝までずっとイチさんの話を聞かされていたんですかねぇ、でもそれも今日という日を迎えたなら良い思い出ですよね。
ライブ中盤にスキャフルも"SUPER STUPIDⅡ" をカヴァーしここでも出ずっぱりのイチさんが登場すれば、次はFISHBONE"Lyin'ass bitch"を披露。
この曲をスキャフルは木村カエラさんをフィーチャリングゲストに迎えて音源化していますが、この日はカエラさんの部分も SYUTA-LOWさんが歌っていて何だかきつそうでした。
最後のMCでは「イチさんのいい話を2つ、、けど」と腕時計を見て「時間が、、no time」と言って"no time"を演奏し最後は"Irish Farm"でライブ終了。
ライブ中に SYUTA-LOWさんは何人かダイバーをステージに上げようとしていましたがうまくいっていませんでした。
ヘイスミとの対バンでO-EASTの時は30人くらいステージに上がっていましたが、新木場は構造上ステージに上がりにくいのかもしれませんね。
この日のセトリです↓↓
- SaveYouLove
- BringtenUp
- TheSimpleAnger
- SUPER STUPID Ⅱ
- Lyin'ass bitch
- LunchinTheJail
- NO SHAME
- YouAnd I,WalkAndSmile
- No Time
- IrishFarm
MONOEYESのライブレポ
MONOEYESのSEでお馴染みのスターウォーズのテーマ曲が流れ、メンバーが登場し細美さんの「いっちょやるかー!」からの"Run Run"でライブスタートと思いきや、細美さんが一旦演奏を止めました。
「何事?」と思っていると、細美さんが「俺らセッティング早くて15分巻でライブスタートしてんのね、だからセキュリティがいないから自分でどうにかしてくれ」とまさかの放任宣言が飛び出しました。
それでもかまわずクラウドサーフが大量発生していたのは流石というのか何というか、、
曲中にパッと開けたようにリズム転換する"Like We've Never Lost"、シンプルな音の中にもしっかりと歌の力強さを感じられる新曲"Interstate 46"、パンクスの要素が色濃い"When I Was A King"と続き、多様な楽曲群にバンドの表現力の高さを改めて感じさせられました。
MCで細美さんはイチさんとの出会いは10年くらい前で、恵比寿のミルクというバーで同じ話を15回くらい聞かされたりしたなど昔の事を懐かしそうに話していました。
そして、自分の先輩だと思える人の条件は2つだと言って「飯を奢ってくれた人か人生で大切なことを教えてくれた人。イチさんは大切なことを教えてくれたんだよ。」とイチさんに敬意を表していました。
イチさんは自慢話ばかりすると弄られながらもやっぱり締めるところは締める洒落た"先輩"なんですね。
細美さんの「次はスコットが決めるぜー!」から始まった"Roxette"で畳みかけるサウンドにスコットの前のめりな歌で会場をさらに熱くさせれば、次の"明日公園で"では待っていましたかのようにダイバーが続出し一瞬「あれ?MONOEYESのワンマンライブだっけ?」と思ってしまうほどでした。
"Two Little Fishes"ではTOSHI-LOWさんが黒のハットに黒のロングコート、さらに杖を持ってイチさんを意識したファッションで登場しました。
曲中でステージを練り歩き戸高さんに帽子を被せたり、細美さんとの歌の掛け合いで杖をシコシコして歌っている細美さんを笑かしたりとやりたい放題(笑)。ちなみに細美さんはTOSHI-LOWの格好を見て「マイケルジャクソン?」と言ってました。
最後は、このバンドのアンセムと言っても過言ではない曲が生み出す会場の一体感が心地いい"My Instant Song"に「最後はスコットが決めるぜー」で始まったポップなギターソロがアクセントの"Border & Walls"で終了。
この日のセトリです↓↓
- Run Run
- Like We've Never Lost
- Free Throw
- Interstate 46
- When I Was A King
- Roxette
- 明日公園で
- Two Little Fishes
- My Instant Song
- Borders&Walls
LOW IQ 01 & MASTER LOWのライブレポ
メンバーが"Your Color"のイントロを演奏する中、イチさんが杖を持って登場。ゆったりとしながらも歌をしっかりと聞かせて、これまでの荒ぶっていた会場の空気を一変させました。
けれど次の"Hangover Weekend"が演奏されたら元の荒ぶったつまりはモッシュ状態に戻っていました(笑)
"Delusions Of Grandeur"でTOSHI-LOWさんと細美さんが登場しステージダイブすれば、"T・O・A・S・T"ではフルカワユタカが SYUTA-LOWさんに代わってギターを弾くなど序盤からコラボ満載で、会場ではなくステージ上の方が盛り上がっている様でした。
MASTER LOWのライブ中にサプライズがあったのですが、実はこの日入場時にこんな紙が配られたんです↓↓
なのでライブ中は内心「いつライトアップがあるんだろう」と思いながら待っていたら、"NEVER SHUT UP"の時にTDCさんがスッと立ち上がりここでサプライズがありました。
事前にアナウンスがあったので会場のほぼ全員がライトアップしていたので振り返った時の光景は本当に綺麗でした。LOW IQ 01スタッフのtwitterに写真が上がっていたのでそちらをどうぞ↓↓
🎫先行受付中!
— LOW IQ 01_staff (@LOWIQ01_staff) December 2, 2019
LOW IQ 01 DRUMMERS SESSION vol2
2020.2.20 新代田fever
🥁#福田TDC忠章 #山嵜聖之 #一瀬正和 #RONZI #柏倉隆史 #フルカワユタカhttps://t.co/91aHnLzbP0
LOW IQ 01 LIVE TOUR 2020 🎸
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS
(東名阪はRHYTHM MAKERS+)https://t.co/GwXDc1LZ7S#lowiq01 pic.twitter.com/2LleEKkcHz
最後の曲は、イチさんがサックスを演奏した"FIREWORKS"。インスト曲なのですが、跳ねるリズムで思わず踊らされてしまい最後までお祭り気分で楽しむことが出来ました。
この後例によってアンコールがあったのですが、イチさんが出てこずステージ上はTOSHI-LOWさんや細美さん、MASTER LOWのメンバーだけの状態に。
TOSHI-LOWさんが「楽屋から出てこないんだよ、人のこと散々使いまくったのに」と言えば、 SYUTA-LOWさんが細美さんと並んで「同じ47歳なんだよ」と言ったりとイチさんが居ない中好き勝手にトークしていました。
この後のグダグダがありつつイチさんが登場し、新日本プロレス「G1 CLIMAX 29」のテーマ曲"SHINE"でアンコールがスタート。この時に「イヤァオ!」でお馴染みのプロレスラー中邑真輔さんがステージ出てきて自分は「本物じゃん!スゲー!」と驚いていましたが、どうやら吉本芸人の中邑珍輔さんだったみたいです。
いやぁ無知であるのが恥ずかしい。またひとつ勉強になりました(何の勉強かわかりませんが、、)
この後の"RULES"ではストレイテナーのホリエアツシさんが登場し曲の冒頭を歌えば、"Little Giant"では HUSKING BEEの磯部正文さんが登場しボーカルを務めました。
これは、イチさんの懐の深さと人望が無ければこんな豪華なコラボの連続は見れなかったと断言出来るくらいアンコールは凄くてさらに最高のステージングでした。
そしてダブルアンコールがあり「一体何をするんだろう?」と思っていたら、LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERSのメンバーが登場し、SUPER STUPIDの"WHAT'S BORDERLESS?"を投下すれば待ってましたかのようにモッシュ&ダイバー続出。
さらに次がこの日を締め括るのに最高の1曲"SUPER STUPID Ⅱ"でLOW IQ 01 ソロ20周年企画は無事終了しました。
最後の記念撮影ではイチさんの胴上げがあったりステージ上でワチャワチャがあった後、最後にイチさんが残した言葉が「風邪引かないでね」でした。
ライブ中の言葉はあまり記憶に残っていなかったのですが、この言葉だけは頭に引っかかっていたんです。
こうやって些細なことながらも気遣いが出来るのは相手の事を思っているからこそ。イチさんは本当に色んな人に感謝しているんだなと思えました。
この日のセトリです↓↓
- Your Color
- Hangover Weekend
- WAY IT IS
- CHANCES
- Delusions Of Grandeur
- T・O・A・S・T
- So Easy
- MAKIN'MAGIC
- NEVER SHUT UP
- WHAT A HELL'S GOING ON
- FIRE WORKS
アンコールのセトリです↓↓
- Shine
- RULES
- Little Giant
- WHAT'S BORDERLESS(W En)
- SUPER STUPID Ⅱ(W En)
余談:次は30周年企画ですかねぇ、、
ライブ中にイチさんは音楽を楽しいから辞められないと言っていたので、それが本当ならば次は30周年記念企画っていうことになりますよね。
今回呼べなかったバンドがまだまだいるはずなので、次はもっと会場を広くして今回よりも派手に企画して欲しいですよね。それでも10年後って長いようで短くて、それまでに色々とあると思いますが是非ともお願いしたいところです。
最後までご精読して頂きありがとうございました。
MASTER LOWライブ中に足の骨をやっちゃいましたが、最後までやり切るができました。パワーいただきました。皆さん本当にありがとうございました😊#HAWAIIAN6 最高でした‼️
— LOW IQ 01_staff (@LOWIQ01_staff) December 14, 2019
来年のツアーもよろしく#lowiq01 #バースデー #MOM #masterlow#rhythmmakers pic.twitter.com/xWdcxxpwBb