5/2(木)東京スカパラダイスオーケストラ初のJAMセッションTOUR『30th Anniversary Tour"Traveling Ska JAMboree"』の福岡公演1日目に行ってきました。
会場は福岡DRUM LOGOSで、ゲストはBRAHMANのTOSHI-LOWさん。
今回は、そんなスカパラ×TOSHI-LOW@福岡DRUM LOGOSのライブレポを書いていきます。
目次
スカパラ×TOSHI-LOWのJAMセッション!!
ツアー初日のライブレポ 前半戦
自分はスカパラのライブに行ったことがなかったのですが、ゲストがTOSHI-LOWさんだったということとGWでちょうど休みが取れたということで参加しました。
知っている曲はあまりなかったのですが、それでも抜けた感じで自然と体を揺らしてしまう『ペドラーズ』や聞けばモンキーダンスをしてしまう『DOWN BEAT STOMP』。
誰でも一度は耳にしたことがある『Paradise Has No Border』など人気曲連発でライブは初めから大盛り上がりでめちゃくちゃ楽しめました。
SiMのMAHさんが若い時にサマソニでスカパラの演奏を見て「これがプロの演奏かぁ」と感動した話がありますが、同じようなことを思ってしまいました。
あれだけの演奏をライブハウスで聞けるのは贅沢なことなんだなということを思い知ることが出来ました。
5/2は音楽業界にとって特別な日 後半戦
この日のJAMセッション内容は、まずTOSHI-LOWさん一人で登場してがOAUの曲『帰り道』を弾き語りをしました。
その時に「No Borderの後に弾き語りはつらいよ」や「みんな盛り上がってくれるの?どうせ地蔵なんでしょ?〇〇のファンみたいにさ。」と言っていました。
〇〇はもうファンが地蔵で有名なバンドなので敢えて書きませんが、ヒントはメランコリーです。
次に披露した『満月の夕』では北原さんとコラボ。
アコギとトロンボーンのセッションは初めて聞きましたが、曲がまた違った雰囲気になり新しさを感じました。
この時北原さんをTOSHI-LOWさんが明治生まれやラストサムライなどと弄っていて、あとで加藤さんから北原さんを弄るのが上手いと言われていました。
その次がTHE BLUE HEARTSの『青空』を茂木さんとコラボ。
この時に、いいドラマーは歌が上手い話や去年のフェスで茂木さんが曲順を間違えた時に電源が落ちたのかと思った話、TOSHI-LOWさんの次男の方が茂木さんより老けている話などJAMセッションならぬTALKセッションと言われるくらい話が盛り上がっていました。
次が忌野清志郎さんの『デイ・ドリーム・ビリーバー』を加藤さん、大森さん、川上さんでコラボ。
5/2が忌野清志郎の命日であることに触れながら、初めはこの曲を女に振られた湿っぽい曲であまり好きではなかったけど、清志郎さんの母が死んだ際に実は母は生みの親ではなかったことを父親に知らされて、その時に作った歌詞だったことを後々知ったとTOSHI-LOWさんは話しました。
自分も恥ずかしながらそのことを知りませんでしたが、知ってから聞くとグッと胸を締め付けられました。
その次が遠藤ミチロウさんの『カノン』を沖さんとコラボ。
当日にTOSHI-LOWさんから沖さんに曲調を変えて欲しいというオーダーがあって、それにしっかりと対応した沖さんを「天才で〇〇ガイ」とTOSHI-LOWさんは称していました。
最後は『鼎の問』を弾き語りで披露してセッションコーナーは終了。
ライブの後半はスカパラが再登場しモンキーパンチ先生に捧げた『ルパン三世'78』を披露すれば、再びTOSHI-LOWさんが登場し『朱い鳥のバラード』『野望なき野郎どもへ』『怒涛の彼方』を続けて再びセッション。
谷中さんが5/2がドラマーの青木さんの命日であることに触れながら「色んな事があるたびに光を探してきました。その集めた光を持ちながらこの曲をやります」と言って『Glorious 』を披露。
最後のアンコール時の『ジャングルブギ 』ではTOSHI-LOWさんがクリーンヘッド・ギムラさんの格好をして登場。
最後はヅラになって武藤敬司のマネをした後に「スカパラ30周年おめでとう!!」と言ってライブは終了しました。
余談:特別な日の特別なライブだったということ
5/2という色々と特別な日に、ライブで故人を偲びながらも音楽でその想いを昇華出来たことは本当に貴重な体験でした。
GWで旅費がかさみましたが、それでも福岡まで来て正解だったなと。やっぱりライブは見れるときに見るというのが鉄則ですね。
最後までご精読して頂きありがとうございました。
スカパラ福岡ドラムロゴス終了。ツアー初日。今回のツアーTraveling Ska JAMboree はジャムセッションツアーです。今日はBrahman、OauのTOSHI-LOW。少人数セッションも含めて8曲一緒にやったかな?トシロウの歌が本当に本当に本当に良かった。トークはまあまあ笑笑笑 嘘です 笑 最高のお客さんに感謝! pic.twitter.com/03qtuyznJP
— 谷中敦 (@a_yanaka) May 2, 2019