3/9(土)に"ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow"を観に行きました。公開から10週目になり、上映している映画館も少なくなってきています。
ちなみに上の"Saint Snow"の写真は『フォトセッション』という映画の前に撮影可能時間が設けられていて、その時に撮りました。こんな企画やっていたのは知らなかったです。
今回は、そんな劇場版ラブライブ!サンシャイン!!の感想を書いていきます。
目次
劇場版ラブライブ!サンシャイン!! 微妙な出来の理由は3つ
Aqours以外のキャラが目立ち過ぎている
この映画はAqoursが9人であるべきか否かの狭間で揺れるメンバーたちの心情を描いていくのがベースだと思うんです。それなのに、他のキャラが悪目立ちしている印象があります。
例えば、序盤で出てきた渡辺曜のいとこ"渡辺月"。後付け感が半端ない昔イタリアに住んでいたということで3年生を探すイタリアの旅にも同行してきます。確かに Aqoursとの交流を通じてスクールアイドルの素晴らしさを知り、自身の高校の生徒たちに伝えるという 映画上の役割があるものの旅行にはついて来る必要はないと思います。ファンはもっとAqours が9人でいるところをこの映画で見たかったんじゃないでしょうか。
あと、 "Saint Snow"がプッシュされ過ぎ。メンバーの理亞の葛藤シーンやライブシーンもあるなんてかなり優遇されていますよね。 少ない出演時間にもかかわらず、強烈なインパクトを残す無印ラブライブのアライズを見習ってほしいです。
それに、小原 鞠莉の母親は毒親かと思いきやライブを見てあっさりと鞠莉の事を認めるところに拍子抜けしました。親は子供の事になったらもっとしつこくなるはずです。上映時間のことを考えたら仕方がないのかもしれませんが、もう少しどうにかならなかったんですかねぇ
曲のクオリティは高いのだけれども、、
劇場版の曲はプロが作っているのでクオリティが高いのはもちろんわかるのですが、正直心に引っかかったりするような曲はありましたか?どれもこれも無難な感じで作られていて、良いとも悪いとも言えない印象です。
劇中歌の「僕らの走ってきた道は…/Next SPARKLING!!」がライブライブシリーズ初の週間オリコンチャート1位を獲得し普通に凄いことだと思いますが、曲の良さで取ったという感じがしないので自分はモヤっとしてしまいます。
"0から1へ"にこだわり過ぎていないか?
これに関してはこの作品が持つ命題としてあるので映画内で出てくるのは理解できますが、少しこだわり過ぎている印象を受けました。
それは、浦の星女学院の生徒が分校に分けられるというところ。しかもその分校というが、あからさまに"私たち酷い仕打ちを受けていますよ!!"というくらいボロボロな校舎。"0から1へ"にこだわり過ぎて、どうにかこうにか"0"の状況を作り出そうとしている気がします。
普通に考えて、転入先の高校がそんな対応したらニュースになりますよね。しかも理由が、浦の星女学院の生徒が 部活に入ったら部全体がだらける雰囲気になるというもの。南青山児童相談所問題に通ずるものがあるくらいで、逆にその反対している保護者にスポットを当てた方が映画は面白くなったかもしれませんね。
結局、ラブライブ!サンシャイン!!の今後ってどうなるの?
この映画を見る限りでは、今後のアニメの展開はわかりません。これで終わるにしてもあまりにもあっさりし過ぎています。なので続いていくと思われますが、この内容だったら映画ではなくてOVAで良かったんじゃないでしょうか。
また、「Aqours CLUB 2019」のサービス期間が2020年6月29日まであるので、声優ユニットとしての"Aqours"の活動も2020年まであると言われています。
もしアニメの方が声優ユニットの活動のために延命措置が取られるようなことがあれば本末転倒です。ラブライブ!サンシャイン!!は声優の活動が活発なので、しょうがないかもしれませんがアニメがないがしろにされている気がしてしまいます。今回の映画が微妙な出来になった1番の要因はそこなのかもしれませんね。
最後までご精読して頂きありがとうございました。
「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」が本日公開10週目に突入しました🎉皆さま応援ありがとうございます✨引き続き、ラブライブ!サンシャイン!!劇場版をよろしくお願いします🌈🎶
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2019年3月8日
劇場版情報⇒https://t.co/4A9KMZ8mAw#lovelive#ラブライブサンシャイン劇場版 pic.twitter.com/x7fyxcY3PW