2/2(日)coldrain主催フェス『BLARE FEST. 2020』2日目に行ってきました。
会場は、ポートメッセなごや。2日目は、ONE OK ROCKとPay money To my Painが出演するとあって大きな話題になりましたよね。
それでチケット争奪戦となったのですが、自分はオフィシャル2次先行の時点で応募していたのでチケット確保出来ていました。
今回は、BLARE FEST. 2020の2日目のライブレポを書いていきます。
目次
BLARE FEST. 2020 2日目のライブレポ
2日目 前半戦のライブレポ
2日目は朝からPay money To my Painのグッズ列が凄いことになっているとSNS上で話題になっていましたね。
そんな中自分は少し出遅れて9:30頃に会場に到着。
1日目と違ったのが入場待機列が出来ていた事でした。そのため1時間くらい並びクロークに荷物を預けたのが10:30頃に。
名古屋駅からずっと立ちっぱなしだったのと1日目の疲れが重なり、もうこの時点で結構くたびれてしまいました。
ここで改めて2日目のタイムテーブルをチェック↓↓
【BLARE FEST.2020】
— coldrain_official (@coldrain_jp) January 17, 2020
タイムテーブル解禁!!https://t.co/YYKvn5MoZw#coldrain#ブレアフェス pic.twitter.com/rqTLjx4ETt
どのバンドを見ようか悩みましたが以下のタイムテーブルを組みました。
- Survive Said The Prophet
- 04 Limited Sazabys
- MONOEYES
- CROWN THE EMPIRE
- SiM
- 10-FEET
- ONE OK ROCK
- Pay money To my Pain
- coldrain
ここから各バンドのライブレポを簡略に書いていきます。
Survive Said The Prophet
Survive Said The Prophetことサバプロのライブを見るのがこの日初めて。バンド名はよく聞いていたのですがただただ勉強不足ですね、、、
サバプロはFIRE STAGE一発目のライブで、入場に時間がかかっていることが影響してフロアはかなり空いていました。人気バンドが後ろに控えている日の1組目の客入りは難しいので、こればかりはしょうがない。
ライブは4thアルバム『space[s]』の1曲目に収録されている"space[s]"がSEで流れメンバーが登場。「今日は歴史を刻む日です。スタート出来るのかよ!」とYoshさんの煽りから1曲目は"TRAINslated"が演奏されました。
静と動のコントラストでバンドの音を叩きつけ入場や物販に並び終えて一息ついている客を目覚めさせれば、初見でも思わず真似したくなるサビのインスト前の振付が特徴の"HI l LO"と続けてFIRE STAGEという大きなステージでも見劣りしないライブでした。
MCではYOSHさんは「ptp復活させてフェスを2日間やることに頭が上がんねぇっす」とcoldrainに敬意を払いつつ「2,3年前にツアーに出てもらった時にMasatoさんに「10年早いよ」と言われたけど、7年もチートしちゃった」と戯けていました。
サバプロのライブを見て分かったのが、coldrainが彼らをFIRE STAGEのトップに持ってきたのは期待の表れというよりは信頼しているからこそ任せられたのだということ。期待くらいの淡い思いでは指名されなかったでしょうね。
終盤は「ラスト2曲でカオスを作るぞ!」とYOSHさんが宣言しヘビーなサウンドにネットの普及で情報化された社会で生きる人へのメッセージを乗せた" Network System "にクラップとシンガロングが響き渡り最後に会場をひとつにした" When I "でライブ終了。
フロアが十分に埋まらない中、最後までやり切ったサバプロのライブは強く印象に残りました。もっと人気が出る前にライブハウスで見ないといけないですね。
- TRAINslated
- Fool's gold
- HI l LO
- Bridges
- Right and Left
- found&lost
- MUKANJYO
- Network System
- When I
04 Limited Sazabys
サバプロ終わりでAge Factoryを見るためにTHUNDER STAGEに移動したのですが"See you in my dream"しか聞けませんでした。
なので少し休憩を挟み04 Limited Sazabysことフォーリミを見ることに。
FIRE STAGEに行こうとしたらすでに混んでいたのでWATER STAGE前方ブロックから見ていたのですが、フォーリミの地元名古屋というだけあってメンバーが登場した時の歓声が凄い。
ライブは1曲目ショートチューンの"Remember"からだったので「意外だな」と思いつつ、GENさんがラジオDJ風に「2014年のヒットナンバーでswim」と言ってから演奏された"swim"まで4曲立て続けに披露されました。
MCでGENさんが「YON FES 2020へようこそ!」ととぼけながらもBLARE FESTについて「勘弁して欲しい」と本音を漏らしていました。YON FESと時期も近いこともあってこれだけBLARE FESTが話題になると意識せざるを得ないですもんね。
さらにcoldrainを自分たちを悔しくさせてくれる兄貴的な存在だと言いつつ「coldrainのいいライブを見るにはハードルを上げるためにバトンを熱々にして渡さないと。名古屋弁でいうとち〇ち〇にして渡さないといけないませんね!」と下ネタを挟んでいました。
ライブ終盤は、フェスで披露するのは珍しい"Discord"に時間が余ったからとショートバージョンの"Buster call"で終了。ファンは"Buster call"が最後に演奏されたのが最高だったみたいですね。
あと2022年秋にYON FESの会場となっているモリコロパークにジブリパークが開園する予定なので、最近YON FESの継続が危ぶまれています。
YON FESに行ったことがないので今のうちに行っておくのもありかもしれませんね。
- Remember
- My HERO
- Kitchen
- swim
- monolith
- fiction
- knife
- discord
- Feel
- squall
- Buster call
MONOEYES
昨年の全国ツアー『Interstate 46 Tour 2019』のチケットを手に入れられず、中々ライブを見る機会が無かったMONOEYES。
自分にとってこの日1番楽しみにしていたライブと言っても過言ではありませんでした。
リハでスコットが在籍しているバンドALLiSTERのカバーで"Somewhere On Fullerton"が演奏されるとさっそくダイブする奴が現れ細美さんがセキュリティの方に謝っていました。良いか悪いかは別としてこれはサタニックとかで見られる光景ですよね。
ライブは序盤、"Cold Reaction"に"Run Run"と続けフロアでモッシュ/ダイブが発生し早々に盛り上がる中、フッと横を見ると泣いている女の子がいたんです。
「え~ん😢」と如何にもわざとらしい泣き方だったんですが大粒の涙を流していたんで「本当にライブで号泣する人がいるんだ、、」とライブよりそっちが気になっていました。
あとその女の子に「ライブ見れてよかったな」と肩を叩いていたスキンヘッドのおっさんがいたんですが、ギリセクハラじゃなかったと思いたいです。
MCで細美さんは「俺らの世代からしたらPTPが出るのが嬉しくて。最後にKの顔を見たのは葬式だったんだけど、、、 あいつくらいなんだよ本気でチョーパンかましてきたのは。すっげー痛かった。」とKさんとの思い出を語っていました。
そして「Kの顔は見れなくても会えそうな気がする。そんなKの馬鹿野郎に捧げます。」と言ってから演奏されたのが"Get up"。"1人じゃない立ち上がれ"と歌うその曲がいつもより心に響いたのは自分だけではなかったはず。
次曲が"When I Was A King"で例の如くダイバーが大量発生したのですが、細美さんが途中で演奏をストップさせました。
というのも頭から落ちて担架で運ばれた人がいたそうで、そこから「セキュリティの人も頑張ってるけど、てめぇの足から落ちる気で飛んで来てくれ」と言って再開しました。しっかりと注意しつつダイブを止めろと言わないところがいいですよね。
「最後はスコットが決めるぜ!」と細美さんが言ってからの"Borders&Walls"でライブ終了。
このライブでの細美さんのMCは後世に語り継がれていくでしょうね、ただただ素晴らしいライブでした。
- Cold Reaction
- RUN RUN
- Free Throw
- Roxette
- Borderland
- Get Up
- When I Was A King
- 明日公園で
- My Instant Song
- Borders&Walls
CROWN THE EMPIRE
前日のWe Came As Romansに続いてCROWN THE EMPIREのライブを見るのも初めてでした。
経歴を調べると前回の来日は2018年のcoldrainが企画した『LOUD OR NOTHING vol.1』での対バンだったり、2017年のONE OK ROCKのヨーロッパツアーに帯同したりと日本のバンドと繋がりがあるみたいです。
タイテを見る限りステージの行き来がスムーズにいかないだろうと考えて、 CROWN THE EMPIREのライブは反対側のWATER STAGEの前方ブロックから見ていました。
曲はほとんどテンポの速い縦ノリではなかったのでダイブする人はほぼいなかった様に見えました。けれどタイトな演奏でステージのスケールを制圧する様なパワーは凄かったです。
こういう感覚を覚えるのは海外バンドのライブを見る時くらいなんですよ、やっぱりFIRE STAGEで見れば良かったとまた後悔していました。
そんな彼らのライブで自分が気に入った曲が、ファンの方からしたら鼻で笑われるかもしれませんが"The Fallout"と"Machines"。
2曲とも2017年1月にバンドを脱退したDavid Escamillaがいた頃の曲なんですよね、、CROWN THE EMPIREを聞くとしたら古い作品からの方がいいのかも。
最後にWe Came As Romansの時と同じ方の感想をどうぞ↓↓
上げ直し。(編集し直し)
— ケイ【Knotfes Day2】 (@KEY_core_bmth) February 6, 2020
WCARに引き続いてCrown The Empireのブレアレビュー。
やっぱ自分でも何言ってるかわからん😇(楽しかった)#ブレアフェス pic.twitter.com/Oidlem8Ptv
- (X)
- Sudden Sky
- The Fallout
- BLURRY(out of place)
- 20/20
- what i am
- Zero
- Red Pills
- MZRY
- Machines
2日目 後半戦のライブレポ
SiM
MAHさんの「死ねーーー!!」からの"KiLLiNG ME"で始まったSiMのライブ。
そこから"Amy"が演奏されたのですが、前方ブロックは押し合いへし合い状態になって普通に立つことも出来ずに何度か将棋倒しが起こっていました。
次のライブがワンオクであることとダイブ/モッシュしようとする人がいることによって前方が異常に密集地帯になったことが原因だと思われます。
最初のMCでは笑顔で「こんな素敵なフェスに呼んだくれた名古屋代表04 Limited Sazabysありがとう!ヨンフェス楽しんでるー?」とMAHさんが煽れば、袖にいたMasatoさんは両手で中指を立てて応えていました。ここら辺のMCはさすがプロレス好きとあって上手いですよね。
ライブ中盤、「ディーダララ、ディーダララ」と呪文の様なリリックが特徴の胸の中の悪魔が暴れ出して収まらないという内容の新曲"Devil In Your Heart"にフェスで聞くのは珍しい1stアルバムに収録されいているバラード"Rum"と新旧の曲を織り交ぜたライブを展開しました。
MCでMAHさんは「このフェスを作ってるスタッフさんは大変だったと思う。〇〇じみた長さの注意書きみた?大丈夫だって言ってるのに」と完璧主義のMasatoさんを弄りつつ次曲"Bla Blah Blah"が演奏されたのですが、途中でMAHさんは演奏をストップさせました。
というのも「これだけ押すのは人としてどうかしてる」と持ち時間が残り少なくなったのでストップさせたみたいです。
けれどよくよく確認すると余裕で時間が余っていて「何で誰も教えてくれねぇんだ!」とMAHがまさかの逆ギレ。しかも「DEAD POPならスタッフが教えてくれるのに、、だからダメなんだよ初開催のフェスは!」と悪態を付いていました(笑)
最後は「特殊能力を持ってるからこうやって後ろを向いてれば勝手に分かれる。俺はレべチだから」と言い、会場がWODで分かれる中「分かれなければ分かれるまで待てばいい」とぺこぱのネタを挟みつつ"f.a.i.t.h"で終了。
5月から始まる『THANK GOD, THERE ARE HUNDREDS OF WAYS TO KiLL ENEMiES TOUR 2020』がもっと楽しみになるライブでした。
- KiLLiNG ME
- Amy
- T×H×C
- Devil In Your Heart
- GUNSHOT
- Rum
- Blah Blah Blah
- f.a.i.t.h
10-FEET
SEでドラゴンクエストⅢ「そして伝説へ」が流れる中、メンバー3人が登場。
10-FEETは前日のサンボマスターと同様フェスの常連ではあるものの、ことcoldrain主催フェスでは少し異色なバンドに感じます。それでもタオルを掲げる人の多さを見ると流石としか言いようがないです。
TAKUMAさんが「coldrainありがとう、よっしゃいこか」と語りかける様に言い"VIBES BY VIBES"でライブスタート。
SiM終わりで移動しても前方ブロックに行けないと思いWATER STAGEから見ていましたが、WATER STAGEでもモッシュとサークルが発生していてフェスでの10-FEET人気は強いなと感じました。
そしてTAKUMAさんがおもむろに真ん中を開ける様に指示して(SiMのMAHさんがやるやつ)、その後にそのまま閉めるというまさかのWOD空かしをして"River"を演奏するという流れがありました。こうやって笑いをしっかり取れるのも10-FEETの魅力ですよね。
ライブ後半は、TAKUMAさんがKOUICHIさんに話を振って色々話してはいたのですがグダグダだったので内容はもう覚えてないです。あとこの日はMCが少なめでしたね。
最後は前半の激しさとはガラリと変わって"その向こうへ"と"ヒトリセカイ"と続けエモーショナルなロックナンバーを続けてライブは終了。
フェス終了後にcoldrainのライブを手放しで称賛していたので、京都大作戦2020にcoldrainが高い確率で呼ばれる気がしています。というか呼んで欲しい。
すごいモノを観せて貰った。
— タクマ 10-FEET (@takuma10feet) February 2, 2020
coldrainすごい。
あんなすごいライブ観せられたら倒れる。
というか倒れた。
ばぶ
- VIBES BY VIBES
- 1sec.
- 蜃気楼
- ハローフィクサー
- River
- hammer ska
- その向こうへ
- ヒトリセカイ
ONE OK ROCK
ONE OK ROCKのライブを見るのは本当に久しぶりで、いつ以来かと思い返せばDEAD POP FESTiVAL 2018以来。あれからもう2年経つのかと時の流れを実感してしまいました。
SEが流れ楽器隊の3人が登場し、そこから音に乗って軽やかなステップでTakaさんが登場し演奏された曲が"Eye of the Storm"。
ONE OK ROCKの新アルバムは未聴だったのでこの楽曲には驚きました。確かに今までのONE OK ROCKの縦ノリのイメージとは違っていてバンドが新しいフェーズに移行しているんだとこの1曲だけで認識させられました。
「こんばんわ、ONE OK ROCKです。短い時間ですがどうぞ宜しくお願いします。」とTakaさんが挨拶し、次曲"We are"では彼らのワンマンライブにでも来たのかというくらいのシンガロングが会場に響けば、「まだまだジャンプ出来ますか」と会場に飛ぶように促してからの"Stand Out Fit In"とミドルナンバーを続けて高まっていく会場の一体感。
そこからピアノのイントロが流れ「Just give me a reason・・」とTakaさんが歌い出せばこの日一番の歓声が上がり"The Bigginig"が披露され待ってましたかのようにダイバーが続出。
次曲"Mighty Long Fall"の大サビ前ではWODを作るように促す等、気付けば前半4曲までの会場の雰囲気と180°変わっていました。
MCでは2019/11/13(水)に中止となった愛知公演の事に触れ、今同じ会場でライブをしていることに運命を感じると言っていました。あの時凄い話題になりましたよね、ファンが会場の外で"We are"を大合唱をしたことを含めて。
あとMasatoさんと初めて出会った時について「クリスマスのイベントで彼はバーバリーのマフラーをしていて王子様みたいだった」と言っていて、それが容易に想像できて「似合うだろうなぁ」と1人思っていました。
最後は「色々考えたけど、僕らに出来ることは自分らしくやること」と言って"Wasted Nights"でライブ終了。
ライブ後に、SNS上でワンオクのライブの感想を見ていると「最後は完全感覚Dreamerかと思った」や「Skyfallやらんかった」など少し期待外れのセトリだった様ですね。
"Skyfall"に関しては自身開催のフェスではないのでやらないのは当然でしょう。"完全感覚Dreamer"をやって欲しかった人はDPF2018の様なセトリだったら満足してたのかもしれません。ちなみにそのDPF2018のワンオクのセトリがこちら↓↓
- Taking off
- Deeper Deeper
- I Was King
- The Beginning
- Mighty Long Fall
- Wa are
- 完全感覚Dreamer
やっぱりワンオクは相変わらず昔の曲が人気あるみたいです。そういう人はどのバンドにも一定数居るので仕方がない話なんですけどね。
- Eye of the Storm
- Taking Off
- Wa are
- Stand Out Fit In
- The Beginning
- Mighty Long Fall
- Wasted Nights
Pay money To my Pain
2日間通してどんなライブをするのか1番注目を集めたPay money To my Pain。
自分はリアルタイムでptpのライブに行った訳ではなく音源でしか聞いていなかったため、FIRE STAGEの前方ブロックには1人でも多くのファンが行くべきと思い反対側のステージで見ることに。
アンプの上に多くのキャンドルが置かれ『Pay money To my Pain』のロゴが描かれた幕がステージの後ろに掲げられました。
ライブ前は、どんなライブになるのかという期待と厳粛なムードが入り混じった雰囲気に会場が包まれていて、普段のライブでは味わう事の出来ない何とも言い難い空気感でした。
会場が暗転しメンバー紹介の映像が流れてT$UYO$HIさん、ZAXさん、PABLOさんが登場。
その紹介映像の最後に『K』と映し出され割れんばかりの歓声が沸き上がりました。
そして、インスト曲"Ligarse"に乗せて映像が流れ最後にスクリーンに映し出された文字が『BLARE FEST SPECIAL LIVE "gene"』。
中々鳴り止まない拍手と歓声の中、coldrain/Masatoさんとlynch./葉月さんが登場し1曲目に演奏されたのが"Resurrection"。
次曲"Weight of my pride"ではSiM/MAHさんが登場し最後に「長生きしよーぜ」と言い残せば、"Respect for the dead man"はCrossfaithからKoieさんとTeruさん、ROTTENGRAFFTYからNOBUYAさんとN∀OKIさんが登場してサークルピットを作るように煽ったり客席にダイブするなど当時のptpのライブを再現しようとしている様でした。
MCでは3人がそれぞれの思いを語りました。
ZAXさん「言いたいことは一つだけで。ptpを通じてみんなとこうして繋がれることが嬉しく思います」
T$UYO$HIさん「人生は誰と過ごしたかが大事だと思ってて。亡くなってからじゃ遅いから、大事な人の手は絶対に離さないように」
PABLOさんはギリギリまでライブ出来るか分からない状態だったのでライブが出来ることが奇跡で、何年か振りにptpのスタッフ全員が集合して嬉しいと言っていました。
その後Survive Said The Prophet/YoshさんとNOISEMAKER/AGさんが登場して演奏された"pictures"の間奏では「オーーオーオ!」とこの日一番と言っていい程のシンガロングが会場に鳴り響きました。
T$UYO$HIさんがスマホを出すように会場に促し「Kは「俺は愛されていない」といつも愛情に飢えてて、こんなにも愛されているのに。ここは天井あるけど関係ない。アイツにみんなの光を見せてやろうぜ」と言い会場全体がスマホのライトで幻想的な光の海に代わっていく中、ONE OK ROCK/Takaさんが登場し演奏された曲が"Voice"。
最後にTakaさんは上を見上げて言った言葉が「K聞こえたか、みんな歌ってんぞ!」
次曲"Rain"はステージのセンターにマイクが置かれて、スクリーンにMVが流れKさんの声に3人の演奏が合わさる形で披露されました。 曲に合わせて照明が3人だけでなくセンターマイクにも当てられていてまるでそこにKさんがいる様でした。
最後は、AIR JAM2011の映像が流れ"This life"が演奏され最後はKさんの肉声で「ありがとうございました!」でライブ終了。ptpに対するバンドマン達と観客のリスペクトと愛に溢れるライブで、ライブ後はしばらく感傷に浸っていました。
あと言わなくていいことかもしれませんが、、、
敢えて言わせて下さい。
Kさんの事を偲ぶ気持ちがあるのなら現在進行形で活動しているバンドのライブをしっかり見るべきだということ。
ptpのライブまで休憩したり、必死になって物販並んでライブまで寝たり、ライブが始まるまで場所取りをするのはどうなんでしょうね。
こういう特別な日に対してこれ以上何も言いませんが、死を美学化するのはだけは間違っているとだけ書き残しておきます。
最後は、SiMのMAHさんがKさんに対する思いを綴っているのでそちらをどうぞ↓↓
https://t.co/fmU8Bv8iTZ#PTP#paymoneytomypain#SiM#ブレアフェス pic.twitter.com/VemHgVcUXE
— MAH (@MAHfromSiM) February 4, 2020
- Ligarse
- Resurrection 【Masato(coldrain)、葉月(lynch.)】
- Weight of my pride【MAH(SiM)】
- Respect for the dead man 【Koie、Teru(Crossfaith)、NOBUYA、N∀OKI( ROTTENGRAFFTY )】
- pictures 【Yosh(Survive Said The Prophet) 、AG(NOISEMAKER)】
- Voice【Taka(ONE OK ROCK)】
- Rain
- This life
いよいよ大トリcoldrainのライブ!と思いきや、、
ptpのライブが終わった時点ですでに10分押しとなっていました。
2日間立ちっ放しでまさに足が棒になっていて内心「早く始まって欲しい、、」という気持ちに。
けれど待てど暮らせどcoldrainのライブが始まらない。
周りは疲れからか座り込む人がどんどん増えていく。自分もキツかったので座ろうとしていたら「機材トラブルの対応中で、今しばらくお待ち下さい」とアナウンスが流れました。
こういう時の「今しばらくお待ちください。」は絶対にすぐに問題が解消しないパターンなんですよね。だからアナウンスを聞いたときは絶望しました。
時刻は19:00を回り「いつまで立ってればいいんだ、、」とグロッキーになっている中、ステージにHEY-SMITH/猪狩さん、SiM/MAHさん、Crossfaith/Koieさんが登場。
ステージ裏はバタバタしていてどうも無許可で出てきたらしく、そこからバンドマン達の漫談が始まりました。
色々話がありましたが、だいたいこんな事を話していました↓↓
- ブレアフェスを題材にミルクボーイの漫才
- 機材トラブルはどうやらギターアンプの故障でフェス主催者の猪狩さんとMAHさんは自分のフェスだったら恐ろしすぎると言う。
- キュウソネコカミ/セイヤさんがMasatoさんのマイクで「Final Destination!」とモノマネ
- Crossfaith/Teruさんがアルコール度数35°のイエーガーを持って登場し何故か一気飲み
- GOOD4NOTHING/MAKKINさんを呼び出し、会場が蛍の光を歌う中イエーガーを一気してからSAKAI MEETINGの告知をする。
- 10-FEET/TAKUMAさんを呼び出しRiverのサビの大合唱の中、イエーガーを一気してからパンツが大きくてブカブカですという告知をする。それに対して猪狩さん「やっぱ余裕やな」
- SHADOWS/ Kazukiさんを呼び出し、HEY-SMITHのEndless Sorrowのイントロを猪狩さんが歌う中例の如くイエーガーを一気
- Kazukiさん曰く、裏ではptpも大事なライブでトラブルがよく起きていてzeppでオレンジのアンプが爆発したことがあって今日はKの悪戯じゃないかなと話していたそう
- 1番ウケていた話が、猪狩さんのおっパブのダウンタイムでEndless Sorrowが流れそれどころじゃなくなった話
この漫談が30分くらい続いてようやくライブが出来る状態になりました。
結局1時間押しになりましたが、漫談が無ければ待つ時間が地獄だったので場をつないだバンドマン達にはただただ感謝ですね。
いよいよ本題のcoldrainのライブレポへ
「この手に仲間の手の温もりがまだある。目には見てきたライブがある。頭と心には言葉がある。あなた達に俺達がいることを証明します。」とのMasatoさんの言葉から"The Revelation"でライブスタート。
"F.T.T.T"では巨大サークルを作るように促し「お前ら疲れてるだろ」とMasatoさんは言ったのですが、まさにその通りで正直2日目のcoldrainのライブはあまり覚えていないです(笑)
MC中にMasatoさんが、ステージに置かれたイエーガーをCrossfaith/Koieさんの乾杯みたいに開けようとして「コイちゃんみたいに出来ない」と袖にいるKoieさんに言っていました。
そしてイエーガーを飲んで「まっず!」と言い咳き込む姿を見てMasatoさんが愛されている理由が分かったような気がしました。
その後イエーガーを飲んだせいか"No Escape"では曲中に「飛べ!」と言いながら「間違えたここじゃない」と言い間違えていてそれも可愛かったですね。
ライブ中盤、観客と自分達にとって"慣れ"が危険だと言い「次のブレアのために大きな挑戦をします」と10/18(土)横浜アリーナでのワンマンライブを開催することを宣言しました。
横浜アリーナのキャパは17,000人。4年前にSiMは同会場でワンマンライブを行いチケットを完売させているのでこの辺は意識せざるを得ないでしょうね。
さらにMCでMasatoさんは「全世界を回ってきたけど日本のロックが最先端」、「あなた達が着ているバンTは戦闘服で、聞いている音楽は強い音楽です」と手放しで邦楽ロック界隈の事を褒めていました。
最近はヒットチャートに名を連ねるバンドマンが「洋楽しか聞いてこなかった」や「日本の音楽は型にはまってないと売れない」など邦楽に対してマイナスなイメージを言ったりするのを見聞きします。
そんな中ヨーロッパツアーを回ったり世界中でライブをするcoldrainも同じ考えなのかと思いきや意外ですよね。まだまだ邦楽も捨てたもんじゃないと1人嬉しくなってしまいました。
最後は「弱っている人に優しく出来るように強く生きて下さい。」と言葉を残し、"Final Destination"でライブ終了。前述のバンドマン達の漫談があったので、Masatoさんが演奏前に「Final Destination!」と曲名を言った時はキュウソのセイヤさんの顔が頭に浮かびニヤッとしてしまいました。
あとは機材トラブルの舞台裏をcoldrain/Katsumaさんがtwitterに載せているのでそちらをどうぞ↓↓
K君の悪戯 pic.twitter.com/9RdDW6nc3H
— Katsuma@coldrain (@katsuma_drums) February 3, 2020
- The Revelation
- FEED THE FIRE
- To Be Alive
- COEXIST
- F.T.T.T
- ENVY
- No Escape
- SEE YOU
- REVOLUTION
- Final Destination
余談:次のブレアフェスが待ち遠しいけど
国内外のバンドを集めた豪華なラインナップ、約6年振りとなったptpのライブ、最後の最後で機材トラブルと色んな意味でBLARE FESTは伝説のライブになったでしょうね。
次はいつ開催されるかは分かりませんが期待せずにはいられないので、10/18(土)のcoldrain横浜アリーナワンマンライブに取り敢えず行くことにします。
次はホルモンを呼んで欲しいですね。最後までご精読して頂きありがとうございました。
【 NEWS 】
— coldrain_official (@coldrain_jp) February 2, 2020
2020.10.18(日)
横浜アリーナワンマン公演開催決定!!
詳細は後日発表!#coldrain#横アリ pic.twitter.com/rQ59W6xT2X