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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019後3日間の個人的ベストアクトを決める

8/10(土)~8/12(月)にROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019へ行ってきました。

今年は20回記念ということで5日間開催だったロッキン。何と来場者数は延べ33万人!水戸市の人口約27万人より多いというから驚きですよね。

毎年恒例の朝礼で、ロッキング・オン代表取締役社長の渋谷さんはもう5日間開催は無いだろうと言っていましたが果たして、、

今回は、 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019後3日間の各日のベストアクトを書いていきます。

目次

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ロッキン2019後3日間のベストアクトを勝手に決める!

8/10(土)のベストアクトは?

この日はBUMP OF CHICKENがグラスステージのトリということで会場はBUMPファン一色。

物販もBUMPだけレイアウトが違っていてそれがこちら↓↓

他のアーティストが机1つ分のスペースなのに対してのこれ。人が来ることを見越して力の入れ方が凄いですよね。

BUMPに話が行きがちですが、BUZZ STAGEに人間椅子が出演したりグラスステージのトリ前はあいみょんだったり、PARK STAGEの宮本浩次さんのステージで横山健さんが出演するなど話題性に富んでいた印象です。

そんな中でも自分がベストアクトに上げるのは四星球

タイムテーブル発表前に康雄さんはtwitterでこんな発言をしていました↓↓

この後実際にBUMPの裏のLAKE STAGEでのライブが決まったのですが、この流れだと見に行きたくなりますよね?

一体どんなライブをするのか、どうやって楽しませてくれるのか。タイムテーブルが発表された時点で自分は四星球を見に行くことにしていました。

ライブは、メンバー全員がバレエダンサーの衣装で登場し天体観測を2回も演奏したり曲中にまさやんさんがバク転したりと盛りだくさんでした。

制約が多いフェスでも色々用意して何とかお客さんを楽しませようとする姿がカッコいいんですよね。

MCで康雄さんが「チケット代のこと考えたら今ここにいるのは頭イカれててクレイジーで、マイノリティ中のマイノリティですよ。でもロックってそういうマイノリティのためのものじゃないですか。てことは今ここがRock in Japanですよね。」と大体こんな感じの事を言っていました。

正直この時のレイクステージは満員ではなかったです。

自分がいた前方エリアも空いていました。それでもバンドとお客さんの不器用な似た者同士だからこそ作り出せたライブは、まさに"ロック"だと思いました。

いつか四星球がグラスステージに立つ日が来るのではと思うと、またロッキンに行く理由が一つ増えました。

8/11(日)のベストアクトは?

この日のラインナップで話題となったのは、Fischer'sとPoppin'Party

You Tuberとアニメ発のバンドという両者。UVERworldはずっと呼ばなかったのに、ロッキンは集客のためにここまでするかと思いました。

と言いつつも怖いもの見たさで、Fischer'sのライブを見ました。思ったよりお客さんは落ち着いていましたし、普通でした。

あと見てて思ったのが、ファンは女性が多い印象。これなら来年のグラスステージにヒカキンが来てもおかしくはないでしょうね。

あとPoppin'Party は少し覗いたくらいでしたが、お客さんの野太い声が響いてて声優のライブそのものでした。

でも外から見てて、目立ちたがり屋の厄介は1人いたくらい。普段のライブより落ち着いた雰囲気でメンバーの人は演奏しやすかったかもしれませんね。

そんな中でベストアクトに上げるのは、HEY-SMITH

フルメンバーのHEY-SMITHのライブを見るのは、DEAD POP FESTiVAL2019以来。この日は完全にHEY-SMITH目当てでした。

ライブは、"Endless Sorrow"で始まり"Drug Free Japan"、"Dandadan"など演奏して、病み上がりとは感じさせないくらいに激しいステージングで会場をガンガン盛り上げていました。

この日猪狩さんは、 不祥事を起こしたら自粛ムードになる中でも20周年のロッキンのグラスステージの最後のトリをサポートメンバーを入れていてライブをすることにリスペクトを込めて、Dragon AshのバンTを着ていたみたいです。

そして逮捕されたkenkenの事に触れて猪狩さんは「ここにいる全員が敵になってもどうでもいい、何があってもあいつの味方や」「ここにいる人の人生の中でそういうことを言える友達が一人でも居てくれたら嬉しいな」と言っていました。猪狩さんの友達を大事にする漢気が感じられますよね。

ライブ中盤に演奏されて意外だったのが"Before We Leave"

演奏前に猪狩さんは「お前たちの前からいつかは俺達もいなくなる、友達も家族もいつかはお前の前からいなくなる。いなくなった時に誰かが代わりにしないといけなくなる。誰がするねん、それはお前やろ」と言っていました。

この曲を演奏したのは、サポートメンバーを入れてライブ活動を続けているDragon Ashのことと京都大作戦2019の色んなバンドマンが参加したHEY-SMITHのライブに感化されたからではないでしょうか。

誰かがいることが当たり前じゃない。いないときにどうするか。そんな時に自分が立ち上がる強さを持つべきだと教えられたような気がします。

最後は、"Come back my dog"で締めて終了。

やっぱりHEY-SMITHのライブは最高だったので、早くワンマンライブを見たくなりました。

最終日8/12(月)のベストアクトは?

この日はスピッツとポルノグラフィティー目当てで来ているお客さんが大半だったと思います。

メインステージにこの両バンドがいると、15年位前と比べて音楽業界は進んでないように思えますよね、、

各ステージを回った自分にとっては、大塚愛を初めて見て"桃ノ花ビラ"を聞けて感動したり、手島葵、tricotのライブも初めて見たりと色んなジャンルの音楽が聞けて楽しむ事が出来ました。

失敗だったのが、桜井食堂に1時間くらい並んでしまいスカパラのステージを見過ごしたこと。Dragon Ashが出演する日は並ぶんですよね。

そして、この日のベストアクトを選ぶとするとやっぱりDragon Ash

どうしても前方のいい位置で見たいと思い、スピッツ終わりで人波をかき分けて取ったポジションがここ↓↓

視界を遮るものが何もないので良ポジションですよね。

ライブは、Dragon Ashのロッキンでの20年間の足跡をまとめた映像をバックに"陽はまたのぼりくりかえす"でスタート。

序盤に"The Show Must Go On"と"Run to the Sun"を続けたのは、これからも絶やすことなくバンドを続けていきたいという意思表示だと思います。歌詞を読めば明白ですよね。

そしてこの日のステージはバンドマンとの共演がいくつかありました。

"SKY IS THE LIMIT"では10-FEETのTAKUMAさんと"Deep Impact"ではラッパ我リヤと、"ROCK BAND"では山嵐のSATOSHIさん、GNz-WORDのKO-JIさんとコラボしていました。

この中でも、印象に強く残ったのが"Deep Impact"。というのもイントロが流れた瞬間に周りの歓声が凄かったんです。

有名曲が流れた時のそれとは違う、たぶんD.A.CREW(Dragon Ashのファンクラブ会員のこと)のリアクションだと思います。「一生ライブで聞けないと思ってた~」なんて声も聞こえてきたので、ファンにとっては特別な共演だったのだと思います。

MCでkjさんは、「バンドマンはみんなの体と心を躍らすはずなのに不安にさせてごめんなさい、ロックカルチャーに泥を塗ってごめんなさい」と言っていました。

ここ最近Dragon Ashのライブを見るたびに謝罪の言葉を聞いています。罪を犯してないメンバーから聞くのは心苦しいです。

ファンからするとバンドを続けてライブをしてくれることが嬉しくて、当たり前のようにライブが見れて感謝の気持ちでいっぱいなんです。

早く誰も悲しむことなく誰も置いていくことなく、誰しもがDragon Ashのライブを楽しめる日が来ることを願うばかりです。

最後は"Viva la revolution"で終了。

ロッキン20周年の歴史に残る最高のステージになって、彼ら以外にこのステージに相応しいバンドはいないと思えました。本当に本当に感動的なステージでした。

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余談:来年のロッキン2020はどうしようか、、

20周年にしては例年に比べてラインナップが豪華じゃないと言われていましたが、行ってみたら思っている以上に楽しめて本当に満足出来ました。

今年でロッキンに行くのは最後だと思っていましたが、来年以降も予定が空いていれば行きたいですね。

来年の日程は、2020年8月8日(土), 9日(日), 10日(月・祝)になるそうです。

最後までご精読して頂きありがとうございました。

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